ABOUT

私たち「株式会社リビングファーム広島」は、広島県安芸高田市の美土里町土づくりセンターを運営しています。弊社の目標は、「ふるさとをより豊かで住みよい町にすること」です。

●山の恵みを余すことなく
安芸高田市は深い森に覆われており、林業で木材を生産する傍ら、山の手入れなどによって木材や竹材が安価に手に入ります。これまではそれらの利用法がないために山が荒れ、間伐材がそのまま捨てられたり処分にお金がかかったりすることもありました。

弊社には林業のプロが在籍しており、安芸高田市と協力して山主様から委託を請け里山整備を行っております。そうした作業で出た間伐材等をチップ状に加工し混ぜ込み、しっかりと発酵させた上質な堆肥が「竹取物語シリーズ」です。

●農作物をおいしく育てる竹チップ入り堆肥
竹チップ入りの堆肥(たいひ:動植物由来の材料を混ぜて発酵させた堆肥)には保水性と水はけを同時に良くする性質があり、土壌に住む乳酸菌を活性化して農作物をよりおいしく育ててくれると言われています。(一社)日本土壌協会に分析を依頼したところ、弊社の製品にも放線菌などの有用な菌類が多く含まれているという結果が出ました。

●ふるさとに豊かな循環型社会を築く第一歩を
おがくずは堆肥の原料としてだけでなくキノコの菌床としても利用できますし、栽培が終わった菌床はカブトムシやクワガタムシの養殖にぴったりです。しっかり乾燥させて燃やせば、バイオマス発電の燃料ともなるでしょう。陸上養殖施設などの温度管理にも利用できます。

こうした循環は雇用や物品の需要を生み、やがて「安芸高田市で林業や農業に携わりたい」と希望する人も出てくるはず。私たちの町の中で手に入る物を使い、豊かな循環型社会を築いていく。「竹取物語シリーズ」は、私たちの夢実現に繋がる第一歩なのです。